修理にかかる作業日数の出し方

 ・修理にかかる作業日数を、工賃÷2万で計算して概算として算出している工場もあるようです
  例:工賃30万の場合:30万÷2万=15日

協定で計上できる作業項目について

① 写真代
 多くの損保会社では写真代の計上を認めています(500円~1000円)。

② ガラス清掃代
事故時に割れたガラスが車内に飛び散っている場合は、その清掃代の計上が可能です。とくにエアコンダクトやシート内に入り込んだ場合、部品の脱着が必要となる為、その作業時間の計上も必要です。

③ コンピュータ診断料

④ ドアの切開代

⑤ ボデー磨き
ボデー磨きに関しての標準作業指数は設定されていませんので、独自に価格(工賃)設定をしなければなりません。参考価格も特に業界で標準的な金額もありませんので、自分の工場の商圏にある競合店の価格を調査し設定するのがよいでしょう。インターネットで「ボデーコーティング」のようなキーワードで検索して、コーティングの料金表にある「下地処理」の価格を参考に自社の価格設定を検討してみて下さい。ただ「下地処理」の価格の多くは、新車を対象としている場合が多いので、塗膜の状態により価格の上乗せは必要になります。

⑥ 学習時間
初めて作業を行なう新型車の場合、調査の時間を協定に含めることができるケースがあ
る(保険会社による)

⑦ ボルトやナットの錆による作業時間
 協定を行なう際、ボルトやナットに錆が有り作業時間が増えた場合は、作業の写真を撮り、アジャスターに説明すれば、交渉次第で作用時間を計上できます。

※ショートパーツは、コグニセブン(アウダセブン)で計上する場合、それぞれの個数を個々に入力しなければ、1個での計上となってしまいます。漏れが発生しやすいので注意しましょう。